idea factory from newspaper 2003 7 3
為替相場のリスク(currency rate fluctuation risk)
外貨には、為替リスクがあります。
このリスクは、株と違って、非常に読みにくいものです。
為替相場は、株式市場と違い、非常にシビアです。
基本的に、素人は、為替相場には手を出してはいけません。
プロでも読み違えます。
スポーツにたとえれば、
株式市場は野球で、為替相場はサッカーです。
野球は試合中でも、じっくり作戦がたてられますが、
サッカーは試合中では、作戦を変更するは困難です。
野球は、味方が攻撃中の時は、休めます。
この時に、作戦をたてられます。会議もできます。
サッカーは、野球のように休めません。
臨機応変が重要です。即決即断です。
債券市場もサッカーです。
即決即断ができない人は、手を出してはいけません。
サッカーが好きか、野球が好きか、
これで、投資スタンスが決められます。
いつも、円ドル相場をメディアは報道しますが、
他の通貨に比べれば、円ドル相場は、比較的安定的です。
活動がおとなしい休火山のようなものです。
問題は、ユーロ、カナダドル、豪ドル、スイスフランです。
これらの通貨の為替相場をグラフで見たことがありますか。
人間は、数字だけを見れば、感覚的に判断します。
グラフをつけることが、重要です。
グラフを見ると、たいていの人は、驚くでしょう。
ユーロ、カナダドル、豪ドル、スイスフラン。
これらの為替相場は、まるで、
休火山の山頂に家を建てたようなものです。
いつ、噴火するか、わかりません。
いつ為替相場が反転するか、秒読み段階にあるかもしれません。
臨戦態勢にあるという状態です。
警戒レベル5段階のうち、現在は2です。1.5かもしれません。
人間は、数字だけを見れば、感覚的に判断します。
グラフをつけることが、重要です。
本当にそうです。
数字だけで判断できる人は、数学が得意な人です。
数学が苦手と思うならば、グラフを作ることです。
いずれにせよ、臨機応変に対応できない人は、
外貨に手を出してはいけません。危険です。
為替相場は、サッカーです。
サッカーの監督ができるのならば、為替相場に手を出してよいでしょう。
野球の監督向きならば、株式市場です。
いつ、為替相場が反転するか、わかりませんが、
警告レベルです。
オートバイも燃料電池車へ(FC motorcycle, fuel cell.)
日本のメーカーが、バイク向けの燃料電池システムを開発しました。
今はどうなっているか知りませんが、
小型バイクのエンジンは、2サイクルエンジンが多かったです。
自動車のエンジンは、4サイクルエンジンでしょう。
2サイクルエンジンは、小排気量で、大きなパワーを出せます。
しかし、排気ガスがひどい。
だからこそ、バイクに燃料電池システムが必要です。
中古パソコン(secondhand PC)
リース会社から回収した使用済みのパソコンを再生して、
中古パソコンとして、量販店を通して販売する動きがあります。
販売価格は、ノートパソコンで、4万円前後となる見通しです。
ところで、東南アジア諸国では、
IT戦略に力を入れていますが、
庶民にとっては、パソコンの値段が非常に高い。
庶民は、パソコンを買いたいけれど、高くて買えない状態です。